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パーム油に要注意!♪(長いですが是非!)

「パーム油?」って思う人がほとんどかもですが、お菓子や化粧品など、身近なものに大量に使われています。

つまり、私たちは直接の関係者です(「加害者」と言ってもいいほどです)。

私たちがパーム油を大量に使うので、インドネシアなどで森林が大々的に伐採され、パーム畑になっているのです。

森林で暮していたゾウやオランウータンやサルなど、すべての生き物が大打撃を受けています。森林がなくなり生きていけない。仕方なく外に出れば「キケンだ、邪魔だ」と殺される。何重にも絶滅に拍車がかかりまくっているんです。あなたのその、お菓子や化粧品で・・・

NHKで、「エコ洗剤と言ってヤシ洗剤が人気だが、その結果がこれだ」という感じで「森林がすべてヤシ畑になっている映像」が流れ、ショックを受けて以来、保護団体にご教授賜ったり、イベント会場で質問したりして情報収集しました。

要約すると、「パーム油はとにかく身の回りの品々に使われている=避けられない」ので、「ボイコットするのではなく(現地の人の生活もあるので)、”環境負荷を抑えた持続可能な栽培方法のもの”といった認証を受けたパーム油に切り替える」のがいいようです。

その認証制度も、思ったより早く具現化しているので、是非ご参照下さい。

http://www.wwf.or.jp/activity/forest/news/2009/20090428.htm

とは言えまだ始まったばかりなので、私はパーム油の入ったものはどうしても買う気になれません・・・だって、私たちはパーム油がなくてもたぶん死にはしませんが、ゾウやオランウータンやサルたちは生きられなくなっているんですから

また、現地の大地主が森林を畑にしてしまっているのが根本だそうで、その解決策は「買い戻して植林する」です。

「パーム畑をしたほうが儲かる」という値段では売ってくれないでしょうから、皆で応援しないと♪

そうした活動をインドネシア政府もしてますし、日本の団体もしていますので、是非一度サイトをご覧下さい♪

http://www.bctj.jp/

以下は詳細です。上記BCTジャパンの方にメールで質問したところ、お二人の方が回答をお寄せ下さいました(><)長いかもですが(&何度直してもくっついてしまって読みづらいですが^^;、是非ご覧下さい♪

(私からの質問)そこでお教え願いたいのですが、ボルネオの森を伐採する原因となっているのは「アブラヤシ」の畑という認識でよろしいのでしょうか?(ヤシ畑とは違うのですか?)

また、商品の成分を確認する際には、「パーム油」という名称だけ気をつければよいのでしょうか?「ヤシ油」「ココナッツオイル」などは違うのでしょうか?

(ご回答①)

日本ではこの点について表記がうやむやになっていることが多いので悩ましいところです。

正確にはヤシ油というのはココヤシから採られた植物油脂のことを言います。
パーム油というのはこれとはまったく別物で[油やし]、あるいは[オイルパーム]と呼ばれるヤシ科の植物のフルーツから得られる植物油脂です
日本ではこの点について表記に混乱があります。また、単に[植物油脂]とだけ表記してあるものもあり正しく原材料を知るのが難しいことも多いようです。
ヤシ油とココナッツオイルは同じものですが、パーム油はこれらとは別物です
(ご回答②)
1)ボルネオの森林消失の原因は

○アブラヤシのプランテーションをつくるため伐採する、○木材輸出するために伐採する(主にインドネシア側)、○森林火災などがありますが、今はアブラヤシのプランテーションの拡大です

(2)アブラヤシとココやし
アブラヤシは、西アフリカ原産ですが、今はインドネシアとマレーシアが2大生産国で、プランテーションで作られます。

アブラヤシの実からパーム油、核の部分からパーム核油がとれますが、総称してパーム油と呼ぶこともあります。

ココやし(リゾート地にある、幹が長く、上のほうに丸いドッチボールぐらいの実がなる)から採れる油はココナッツオイル、ヤシ油と呼ばれています。ココナッツオイルは、成分的にはパーム核油に似ています


ただ、日本ではアブラヤシ、パーム油といったことばがなじみがないためか、混乱しているようです
(質問)エコと言われる石けんでも、たいていヤシ油が入っているため、これはパーム油の別名かも?と悩んでおります。また、石けん以外でもパーム油が入
っている要注意製品はありますでしょうか?
(ご回答①)
日本はパーム油の代表的な輸入国のひとつですが、その90%近くが食品に使われています。
インスタントラーメンの揚げ油、ファーストフードショップなどで使われている業務用の揚げ油ポテトチップスなどのスナック菓子の揚げ油、コーヒーホワイトナー(コーヒー用ミルク)、クッキーなどの材料
ほかにもあげるときりがありませんが、日本人は年間一人平均約3.5キログラムぐらいのパーム油を消費していると思われます。
これだけのパーム油を作ろうとすると大体10平方メートルほどのオイルパーム畑、オイルパームプランテーションが必要と思われます
極端な言い方をすれば、我々はボルネオの森を食べて生活しているといえるかもしれません
このようにパーム油はさまざまな食材にそれとはわからない形で含まれていることも多いので、現実的には我々がパーム油を避けて生活するのはほぼ不可能と思われます
一方、パーム油は生産効率も高く質のよい油です。ですので、全くボイコットするのではなく、どれだけ自然とのバランスをとって生産するかが重要だと考えています。BCTの活動はそういったコンセプトで始められた活動です
(ご回答②)
3)パーム油は重要な食用植物油
パーム油は年間3300万t生産され、植物油としては大豆油をぬいて生産量第1位です。

安くて良質の油なので、世界中の人々、とくに途上国の人々にとっては重要な食用油です。

日本では、輸入量の80~90%が食用、残りが洗剤、石けん、化粧品等に使われています。

食用としては
マーガリン、カップめん、インスタント食品・冷凍食品の油脂、カレールウ、
ポテトチップス、サクサクとした食感のスナック菓子、チョコレート、アイスクリーム、コーヒー用のクリーム
業務用の揚げ油、家庭用の揚げ油(日進べジオイルなど)

植物油と表示されている場合、パーム油が使われていることも少なくありません。

(4)バイオディーゼルノ原料にも
2006年安倍首相がマレーシアで
「これからはバイオ燃料の時代。パーム油ニ期待をしている」と発言し
それをうけて、マレーシア首相が
「将来的には1200万tをバイオディーゼル用にまわす」といいました

それ以来、アブラヤシノプランテーションの拡大は勢いを増し、価格も2年で2倍以上になりました
バイオディーゼルの実用化が進んでいるというより、投機的な要素が大きいようです

「途上国の人間は植物油を食べられなくなる」とその当時から批判されました

(5)プランテーションが起こす問題もあります
○生物多様性が失われている
○農薬・肥料などが川を汚染している
○違法移民による労働(低賃金重労働、移動の自由がない)、児童労働
・・・とのことで、とても熱心にお教え頂き感謝感激でした(><)「分からないことがあったらいつでもメール下さい」とおっしゃっていたので、疑問点のある方は是非!現地の実情を知っている方に聞くのが一番です。
ちなみに、今回ご紹介したご回答は去年の6月に頂いたもので、「もっと勉強してから」と思ってるうちに遅くなり・・・(><)ですので、事情はまた変わっている
かも知れません。是非ご自分で調べるなり質問するなりをオススメします♪
とりあえずは、現地の方々の生活が成り立ってこそ、動物たちとの幸せの輪が広がるので、「過剰でないパーム油栽培」を応援するのが一番のようですね♪
なかなか実行に移せなくても、どうか、「パーム油」と「ボルネオゾウやオランウータンやサルたち」の関係を、忘れないで下さい。

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コメント

私もパーム油について、学校で勉強しているんですが、私たちもボランティアを頑張ろうと思います。そして少しでもパーム油が使われているモノを使ったり食べないようにしようと思います

投稿: ケロッピ | 2013年1月15日 (火) 20時38分

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。

投稿: 株の始め方 | 2013年3月16日 (土) 17時26分

初めてお邪魔しました。
昨日、取引先のオリーブ油製品生産者さんから、パーム油、大豆油使用の悪影響について話題があがり、主人と「パーム油とココナッツ油の違いって何?」という話に。
(ココナッツ・シュガーを販売しているので、パーム油用のプランテーションと、ココナッツ・シュガー用の椰子の木育て方の違いは調べたのですが、まだまだ勉強不足で・・・)

ね工房さんのブログ、勉強になりました!
ありがとうございます。

投稿: ぴぐみーぽっさむ | 2014年8月 1日 (金) 09時39分

大変ためになりました。有難うございます。

投稿: みゆき | 2014年11月23日 (日) 14時45分

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